「キリストは律法の目標であります、信じる者すべてに義をもたらすために。」   ローマの信徒への手紙10:4

 イエス・キリストこそ律法の目標です。その愛の実現をもって、律法が目指すものの終わり、完成となられたのです。
 イエス・キリストの愛こそわたしたちを解き放ち、内に外に回転させる力となります。この力は、外へ、多くの人々に福音を宣べ伝えようとする働きとなり、また中心、身近な者の救霊の願い、神への祈りとなります。この二つの力が働いてこそわたしたちは立ちゆくのです。ちょうどコマのようなものです。コマは回転しながら外に飛び出そうとする力(遠心力)と中心を定めて立ち続ける力(求心力)を得てバランスをとります。
 わたしたちの立ちどころは神の義です。イエスさまを信じ、イエスさまの力に委ねる者は義という立ちどころを得るのです。それはわたしたちの心がけではありません。イエスさまの愛によって、他に対する願いと祈りという回転の力がおのずから生み出されるのです。ですから、わたしたちの熱心さやがんばりで願ったり、祈ったりするのではありません。主に期待いたしましょう。キリストの義に立ち続けましょう。