「そこで、十二人を任命し、使徒と名付けられた。彼らを自分のそばに置くため、また、派遣して宣教させ、悪霊を追い出す権能を持たせるためであった。」   マルコによる福音書3:14~15

 たくさんの人々がイエスさまのそばに集まってきました。なかでも好奇心ではなく、イエスさまを救い主として信じ従う者は弟子と呼ばれるようになりました。イエスさまが招かれた者もいます。その中からイエスさまはいつもそばにいて、行動を共にする12人を選ばれたのです。
 イエスさまはきっと新しい神の民、イスラエルを望まれたに違いありません。最初の神の民がそうであったように、選ばれる価値、基準は全くこちら側にありません。小さく、貧しく、弱い存在ばかりです。でもそばに置いてくださいました。キリストから離れないためです。また彼らを派遣されました。キリストのみ業を行うためです。
 遣わされる者は、神を知りながら神に反する力、悪霊を追い出す権能と任命を受けました。「世に勝つ者はだれか。イエスを神の子と信じる者ではないか」(Ⅰヨハネ5:5)。悪霊もイエスはだれであるか、知っています。でも使徒の役割はイエスさまを信じる者を導き出す働きです。