「それは、あなたがたが最初の日から今日まで、福音にあずかっているからです。」      フィリピの信徒への手紙1:5

 パウロはフィリピの信徒に宛てた手紙の冒頭で、神に感謝し喜んでいます。それは、パウロがフィリピ伝道をして以来、この地の信徒がキリストの福音から離れず、しっかりと信仰を守り続けているからです。伝道者にとってこれに勝る喜びはありません。
 「福音にあずかる」とは、留まることです。よそ見せず、キリストの日に備えてぶれることのない状態を保つことです。福音を土台とし、そこに立脚し続けることです。
 「福音にあずかる」とは、関わり続ける状態です。人ごとではなく、常に自分に向けられた喜びに参与することです。
 「福音にあずかる」とは、広めることです。自分の喜びとしてしまい込むのではなく、これを証ししてやまない生活です。神は必ずそのみ業を成し遂げてくださいます。
 「福音にあずかる」とは、これを力として生きることです。それはキリストの愛によって豊に成長することです。
 「福音にあずかる」とは、実を結ぶことです。日常の生活の中に実質的な結果を生みだす生き方です。それは神の栄光と誉れとなる義の実に結ばれます。