「私には金や銀はないが、持っているものをあげよう。ナザレの人イエス・キリストの名によって立ち上がり、歩きなさい。」
(使徒3:6)
 ペトロとヨハネ。かつては誰が一番偉いかを競っていた二人が、共に祈りを捧げ、共に病に向き合い、共にイエスの名による奇跡を確信している。「生まれながら足の不自由な」、この一人の人のために。
 かつて二人は、十二弟子と共に、「悪霊につかれた子」を癒すことができなかった。いろいろやったに違いない。せっかく選ばれた十二弟子は、「自分達の内、誰が一番偉いか」と言い争っていると、イエス様は、他に七十二人を選ばれ、彼らは「悪霊を屈服させる」ことができた(ルカ9:46-10:20)のだから、焦っていたことであろう。それでも十二弟子はその子を癒すことはできなかった。そんな過去もあった。
 しかし、ペトロとヨハネ、二人は今、心を合わせている。自分達のためではなく、その人の癒しと救いのために。そこにイエス様は喜んで聖霊として、二人と共に臨在され癒しを与えられた!(マタイ18:18-20)
  『天路歴程』続編。天を目指して歩いていくのに、どうしても歩き出せない人がいた。積極的な働きかけもすべてダメだった。しかし、後ろから松葉つえで必死に歩いてきた人が、その内の一本をそっと差し出した。するとその人は共に天に向かって歩き出した。「あなたと一緒に主の救いと恵みを受けたい。」そう願う時、主が臨在くださり、そこが天に向かう「美しの門」となり、全能の主の恵みが溢れ出すのです。感謝します!アーメン!