主はアブラハムが75歳の時に、「わたしはあなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたの名を高める。」、あなたの子孫を「大地の砂粒」のように、「天の星」のようにすると言われました。アブラハムとサラには子どもはいませんでしたが、主を信じてカナンの地を目指して旅立ちました。

いつまで経っても祝福の約束は実現しませんでしたが、それでもアブラハムは信仰を守り続け、自分の財産は召使いのエリエゼルに譲るつもりでした(創15:2)。やがてハガルとの間にイシュマエルが誕生したので、彼に家督を相続させるつもりでした(創16:15)。もう25年の月日が過ぎようとしていました。それでもアブラハムは主を信じました。本当に大した信仰です。

すると、主はアブラハムに「あなたに男の子を与える」と言われました。この時、アブラハムは99歳であり、彼はひれ伏しながら「笑い」ました。主は、再び、アブラハムに「来年の今ごろ、男の子が生まれている」と言われました。今度は、サラも聞いていて、89歳の彼女はひそかに「笑い」ました。

とても信仰深い二人でしたが、このような祝福はあり得ない、と信じられず、思わず失笑したのです。主は、サラの笑いをとがめられ、打ち消すサラに、「いや、あなたは確かに笑った」と不信を明らかにされました。本来、ここで、祝福は取消です。心底では「神は全能」(創17:1)を信じていなかったのですから。しかし!主は預言のとおり、サラは男の子を身ごもり、イサクが誕生したのです。

サラは、「神がイサク(笑い)を与えてくださった」と言いました。サラは赤ちゃんを抱きながら喜びの涙頬つたう笑みを湛えたことでしょう。主を信じていると言ってもずっと辛かったでしょう、もう諦めていたのでしょう。しかし、私達一人一人への主の祝福は必ず成るのです。主イエスは言われています。「信じる者になりなさい。」(ヨハネ福音書20:27)